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茅野 政道; 石川 裕彦; 角田 道生
大気汚染学会誌, 20(3), p.158 - 167, 1985/00
沿岸立地の原子炉から放出されるプルームの移流・拡散をシミュレートするために、内部境界層を考慮した実用的なモデルを開発した。このモデルは、変分法を利用した質量保存風速場モデルと、濃度分布計算のための移流・拡散方程式の数値解モデルから構成される。内部環境層は、空間を、地面の影響により不安定になった層,遷移層,海風の安定層の3層に分類し、これらの層に異なる拡散係数を与えることでモデル化している。この方法の妥当性を検討するため、茨城県東海村で実施した野外拡散実験との比較を行い、フューミゲーションをよく表現できることを確認した。また、従来よく用いられてきたRyons and Coleモデルとの比較も行った。
林 隆; 角田 道生
JAERI-M 8228, 62 Pages, 1979/05
沿岸立地の原子力プラントの環境評価にあたって、内部境界層の形成とそれに伴うフューミゲーションに関する情報が必要となる場合がある。海岸線-排気筒-敷地境界との関連でこの種の内部境界層が拡散に及ぼす影響を明らかにするためには、一点の塔のデータだけでは不充分である。これを補うものとして、定点でのカイソーンおよび移動式の小型気球を抱合わせた逆転層観測システムを開発した。この方法では、少ない人力で気温のかなり詳細な時空分布を観測することができる。システムの概要と、これを用いた野外観測例を記述する。